コラム

整形外科看護師さんの仕事内容

本日は、整形外科で働く看護師さんのお仕事についてご説明いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

整形外科は基本的には急性期病棟となっており、平均在院日数は短く、入退院の出入りが激しいです。

まずは、整形外科の主な仕事内容を確認してみましょう。

 

<整形外科全般の仕事内容>

1ADL(日常生活動作)の向上

整形外科看護師の重要な役割として、まずADL(日常生活動作)を向上・拡大することです。整形外科病棟に入院する患者さんは、受傷や手術のためADLが限られてしまっている状態です。そのADLをもとの自立レベルまで向上させるケアを行います。

また、ADLを向上させるために、痛みの緩和や転倒予防、嚥下訓練、歩行介助を行い、退院を目指して、医師やPT(理学療法士)OT(作業療法士)リハビリテーションセラピストといった多職種と協働しるのが、特徴です。

短い入院期間の中で、どうやってADLを向上させるか計画・立案することが重要となってきます。

 

2,自立度が低い(動けない)患者さんの心理的ケア

受傷や術後自立度(ADL)が低い(動けない)とき、患者さんは心理的に大きなストレスを感じている場合があり、想いを聞いたり話し相手になったりして、ストレスを軽減することも役割の一つです。

また、リハビリテーションや訓練に対してモチベーションが下がっているときには、何気ない会話や雑談から患者さんの気持ちをケアして、前向きになれるように努めます。

 

3,副子(シーネ)固定・包帯固定

創部周辺の皮膚は、褥瘡の発生リスクが高い部位なので、炎症を起こしていないかなどを観察し清潔ケアを行いながら、副子(シーネ)や、包帯を交換します。

また、包帯や副子(シーネ)の圧迫により、しびれなどの神経障害が生じる場合があるので、そういったことが起きていないか包帯交換の際は注意深く観察します。

 

4,オペ出し・オペ迎え

周術期(手術が決定した外来から入院、麻酔・手術、術後回復、退院・社会復帰までの、患者さんの術中だけでなく手術前後を含めた一連の期間のこと)の患者さんが多く入院していますので、オペ出し・オペ迎えも看護師の役割です。

整形外科のオペ出し・オペ迎えは、外傷を伴うため装具や必要器具が多いのが特徴です。

病院によっては、術後はICU(集中治療室)に入室するという場合もあるようです。

 

5.予約入院・検査入院・緊急入院の受け入れ

整形外科の病棟は、基本的に急性期のため、入院→オペ→退院のめまぐるしいサイクルの中で、患者さんのケアを行いながら手術を含んだ予約入院のほか、病院によっては、検査入院や緊急入院の受け入れを行います。

 

<整形外科を極めるにはどこで働くのがいいか>

総合的な診療が可能である大学病院、総合病院、クリニックなどのほか、スポーツによる外傷を専門にしたクリニックもあります。

また、クリニックや整形外科専門病院では、在籍する医師の専門分野によって対応疾患が異なります。

自分がやりたい看護がその病院でできるか、見極めることが大切です。

 

【整形外科のある病院の種別】

・大学病院

・総合病院

・クリニック

・スポーツ外傷專門クリニック

・整形外科専門病院

 

 

最初は骨格や筋肉などの解剖学の知識やギプスの取り扱い方、患者さんの体位への配慮など覚えることや気をつけることが多くありますが、慣れてしまえばやりがいを持って働ける現場です。

 

内科と違って整形外科は比較的回復が早い患者さんが多く、しかも回復度合いが日に日にわかるので、患者さんとともに喜びを分かち合える楽しみもあります♪

 

求人も多いため、気になる方は前向きに探してみてはいかがでしょうか(^^)