コラム

介護職も公務員になれちゃう!?

介護職は公務員として介護・福祉分野で働くことが可能です。

介護職をされている方で、ゆくゆくは公務員として働きたいと考えている方も意外に多くいます。

しかし、どのように公務員になるのか、どんな仕事があるのかわからなくて、なかなか一歩踏み出せないということもあるのではないでしょうか。

今回は、公務員へと転職するメリットや方法を詳しくご説明いたします。

 

介護職公務員として働くには

国家公務員、地方公務員ともに、介護職の経験や資格を生かした職種だと、福祉系区分での採用となります。

国家公務員の場合は、福祉に関する知識を生かせる職種は少なく、また試験合格・採用の難易度も地方公務員と比べて高くなります。

地方公務員の場合、福祉系は他の区分に比べて採用率が高く倍率も低めの自治体が多い傾向です。

また福祉系分野での社会人経験がある人物を採用する自治体も増えてきています。

 

公務員になるための必要条件

地方公務員になるには地方公務員試験に合格することが必須となり、その後採用試験という手順になります。

試験は各自治体で実施され、試験内容はその自治体や職種によって異なり、また採用人数も毎年変動し、人数が足りていれば採用しない場合もあります。

そして公務員試験は誰もが受験できるわけではなく、年齢制限などの受験資格があります。

例外もありますが、一般的に以下の基準で定められているところが多いです。

 

受験コース

年齢制限

高卒程度

21歳程度

大卒程度

30歳前後(自治体によっては35歳程度まで)

社会人経験者

上限なし(59歳まで)

 

資格必須か

公務員の専門職の中には、国家資格が必須とされている職種もあり、福祉区分を志望する場合は、社会福祉主事任用資格などの資格が必須とされていることが多く、さらに国家資格である介護福祉士資格を取得しておいた方が、経験者採用で有利になる可能性が高いです。

社会福祉主事任用資格の取得は、費用はかかりますが比較的簡単に取得できますので、公務員として働くことをお考えであれば早めに取得しておくことをおすすめします。

 

公務員介護職の勤務先

介護職が公務員になった場合の仕事内容は、主に2つのパターンがあります。

1つは公的な施設などでの介護業務です。公務員ではあるものの基本的な仕事内容はこれまでと変わらず、持っている実務のスキルを生かして働けます。

もう1つの仕事内容は、介護士の経験や介護福祉士資格を生かして、行政機関などで介護福祉に関する事務的な業務を行うというものです。

 

〇介護施設や病院

 国や地方自治体(都道府県・市区町村)、社会福祉法人が経営母体となる公的な介護施設や医療機関です。

  施  設:特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護療養型医療施設、障害者支援施設など

  医療機関:国立病院、都道府県立病院、市町村立病院など

 民間の施設と同様に、利用者の介護や身の回りのお世話など、介護の実務が主業務となります。

 また、指導員や相談員として、指導、相談、調査などの仕事に従事します。

 

〇行政機関

 健康福祉局や区役所などで高齢者、障がい者、児童らの社会福祉に関する業務に従事します。

 

公務員介護職になるメリット

 1、給料アップが期待できる

  総務省の地方公務員給与実態調査によると、平成31年度の地方公務員(福祉職)の平均給料月額は28万5,317円と発表されています。

  ここに手当てや賞与などを加味すると、平均年収は500万円程度と予想されます。長く続けるほど、民間企業で働く介護職よりも

  給料が高くなる可能性が高いです。

 

 2、手厚い福利厚生!安定して働ける

  一般企業と違って景気に左右されないというのも大きなメリットです。

  福利厚生もしっかりしているため、働きやすい環境が整っていると考えられます。

 

  3、職種によっては土日休み、残業・夜勤なし

  公務員だからといって残業が全くないわけではありませんが、行政機関など勤務先によっては

  土日休みや残業・夜勤なしで働くことも可能です。

 

 4、介護の実務以外の仕事も経験できる

  現場での介護業務以外にも経験を積みたいという方にもおすすめです。

  例えば、行政機関で介護福祉に関する相談窓口対応、相談員や調査員、事務的な業務など、これまでのスキルや知識を生かして

  介護実務以外の業務を経験でき、仕事の幅が広がります。

 

 

民間の介護職から公務員へと転職する方法などを見てきましたが、しっかりとした下準備と知識が必要だということです。

公務員として転職するにはさまざまな壁がありますが、それを乗り越えて、安定して充実した職場を手に入れましょう♪