コラム

老人ホーム・介護施設の種類とそれぞれの特徴

老人ホームや介護施設は、運営主体、目的や入居条件によりさまざまな種類があります。

大きく分けると、「介護保険施設」と呼ばれ、社会福祉法人や医療法人などが運営する”公的施設”と、

民間企業が運営している”民間施設”とがあり、役割に応じて細かく種類が分かれています。

 

本日は、民間施設と公的施設の種類と、それぞれの違いについてご説明いたします。

 

主に要介護状態の方を対象にした施設

 

<民間施設>

①介護付き有料老人ホーム

 ◆特徴

 ・要介護者のみが入居できる「介護専用型」

 ・自立・要支援と要介護の方を対象にした「混合型」

  ↳身の回りのことが自分でできる自立状態であることを入居条件とした「入居時自立」もあります。

  入居金を払うことでその施設を利用できる権利が得られる「利用権方式」をとっているところが多いです。

 ◆サービス内容

  食事サービス、清掃・洗濯などの生活支援サービス、入浴・排せつ介助などの介護サービス、リハビリ・機能訓練、

  レクリエーション・イベント等のアクティビティなどが入居者の状態に合わせて提供

②住宅型有料老人ホーム

 ◆特徴

 ・自立・要支援・要介護の方が入居できる

 ・介護が必要になった場合は、訪問介護や通所介護などの在宅サービス事業所と

  サービスごとに入居者個人が契約をして介護サービスを受ける。

 ◆サービス内容

  食事サービス、清掃・洗濯などの生活支援サービス、医療機関提携・緊急時対応などの健康管理サービス、

  レクリエーション・イベント等のアクティビティなどが受けられる施設

③グループホーム

 ◆特徴

  要支援2以上で原則65歳以上の認知症高齢者で、施設がある自治体に住民票を持つ方が入居できる施設

 ◆サービス内容

  59人を1ユニットとする少人数で、専門スタッフから介護サービス、機能訓練等を受けながら、料理や掃除などの家事を

  分担し共同生活を送る。重介護や医療ケアが必要になった場合は退去しなければならないケースがある。

<公的施設>

①特別養護老人ホーム

 ◆特徴

 公的な介護保険施設で、入居基準は要介護度3以上

 看護師は、日中はいますが夜間配置の義務はないため、医療ケアを常時(夜間も)必要とする方の対応は難しく、

 入居不可となるケースもある。

 入居の順番は申し込み順ではなく、介護度以外に家族状況なども考慮して必要度が点数化され、緊急度の高い方が優先

 部屋のタイプがユニット型個室となっている「新型」と、従来型個室・多床室からなる「旧型」

 ◆サービス内容

  食事・入浴・排せつ介助などの身体介護、清掃・洗濯など日常的な生活支援、リハビリ、レクリエーションなどの介護サービス

②介護老人保健施設(老健)

 ◆特徴

  病院と自宅の中間的な位置づけで、退院後すぐの在宅生活が難しい要介護1以上の方を対象に、在宅復帰を目指す介護保険施設

 ◆サービス内容

  食事・入浴・排せつなどの身体介護、医師・看護師による医療的管理、理学療法士などによるリハビリテーションなどが提供

 

③介護療養型医療施設

 ◆特徴

  医学的管理が必要な要介護1以上の方を対象にした介護保険施設

 ◆サービス内容

  食事・入浴・排せつなどの身体介護、医師・看護師による医療的管理、理学療法士などによるリハビリテーションなどが提供

  入居者100人に対し3人の医師が配置される医療機関で、たん吸引、カテーテル、経鼻経管栄養といった医療的ケアが充実

 

 

 

 

 

 

 

 

主に自立状態の方を対象にした施設

 

<民間施設>

①サービス付き高齢者住宅(サ高住)

 ◆特徴

  60歳以上の方が入居でき、有資格者の相談員が常駐し、安否確認と生活相談サービスが受けられる住まい

 ◆サービス内容

  介護が必要な場合は在宅サービスを利用できる。

  「特定施設入居者生活介護」の指定を受けているところは、介護が必要になったらそこのスタッフから介護サービスや

  生活支援サポートを受けることができ、介護付き有料老人ホームと同様のサービスを提供している。

 

②健康型有料老人ホーム

 ◆特徴

  自立状態の高齢者を対象とした、食事サービスが付いた高齢者施設

 ◆サービス内容

  温泉やスポーツジムなど、お元気な状態の維持を目的とした設備が充実しており、居室は1LDK2DKなどの間取りで、

  バリアフリーでバス・キッチンがついている。

  介護が必要になった場合は契約解除し、退去しなければなりませんが、介護を受けられる施設が隣接しているところもあります。

 

老人ホームや介護施設はそれぞれ色々な特徴やサービスがありますね。

是非、参考にしてみてくださいね(^^)