コラム

ケアマネージャーの試験内容と勉強方法

ケアマネジャー(介護支援専門員)は他の福祉系資格とは異なり、受験資格が厳格かつ合格率が低い難関資格です。

本日は、ケアマネジャーの試験内容と勉強方法をご紹介します。資格取得を目指す人は、ぜひ参考にしてください。

 

 

<受験資格>

ケアマネジャーの試験を受験するためには、受験資格を満たしている必要があります。

具体的には、定められている業務について5年以上かつ900日以上の勤務実績が必要です。

受験資格を満たして試験に合格し、介護支援専門員実務研修を受講し、修了するとケアマネジャーの資格を取得できます。

 

 

<介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネージャー試験)の具体的内容>

■試験日:例年10月 

■結果発表:12月

■試験問題:「介護支援分野」「保険医療サービス分野」「福祉サービス分野」の3つ

■配  点:合計60点満点  (試験時間:120分)

     ・介護支援分野:25点

     ・保険医療サービス分野(基礎):15点

     ・保険医療サービス分野(総合):5点

     ・福祉サービス分野:15点

 ■試験方式:マークシート「五肢複択方式」(1つの問題に対して5つの選択肢があり、複数の適切な解答を選ぶ方式)

 

 

<試験の勉強方法>

1.独学の場合

試験までの大まかなスケジュールと一日何時間勉強していくかなどの細かいスケジュールを作成しましょう。

勉強の進め方としては、テキストの場合、一度全体を見回してどんな問題が出るかを把握します。

2回目以降は細かいことを覚えるために繰り返しテキストで学習しましょう。

ある程度問題が身についた後、分野ごとに過去問題集などで学習します。

過去に何度も出題されているテーマもあるので過去問を解くことは非常に大事です。

中には法律が変わる場合もあるため、最新の過去問題集を購入しましょう。

時事問題が出題されるケースもあります。

例えば、震災のあった年には避難所での支援の事例、災害対応についてなどの問題がありました。

対策として日頃メディアなどからの情報収集も必要になってきています。

 

2.通信講座を活用する場合

試験当日までのスケジュールが組まれているため、自分でスケジュールを立てる労力はいりません。

学習のみに専念でき、計画的に勉強を進められます。

教材には合格に必要なポイントがまとめてあるため、効率よく学習ができます。

費用は3万円~5万円が相場になります。

 

3.専門スクールに通学する場合

試験問題の重要ポイントを直接聞けたり、効率的に学習が進むので自己学習が苦手な方には専門スクールがオススメです。

また、共に学ぶ仲間がいるのでモチベーションの維持にもつながります。

しかし、通学する時間の確保が必要であることと、10万円以上のスクール費用や交通費もかかってしまうことが懸念点です。

 

 

☆試験に合格するためのポイント☆

 

●得点源となる問題は落とさない

ケアマネジャーの資格試験では、全60問を120分で解かなくはならないので、1問にかけられる時間は2分程度の計算になります。

なので、毎年数問出題される難関問題に時間をかけてしまうと時間が足りなくなってしまいます。

難関問題は、解答率が低いのでその問題に時間をかけず、標準的な問題を確実に解答していきましょう。

 

●専門用語を確実に理解する

介護や医療の分野では、多くの専門用語が使われています。特に法律や制度に関する用語はわかりづらいため、

事前に意味や内容も含めてきちんと理解して、問題を正確に把握しておきましょう。

 

●過去問を繰り返し解く

重要事項については繰り返し出題されており、過去問題を活用した学習を重点的に進めましょう。

 

●各分野70%以上の正答率を目指す

合格ラインに達するためには、それぞれの分野で70%程度の正答率を獲得しなければなりません。

試験の難易度により異なりますが、模擬試験などで直前対策をする場合、各分野70%以上の正解を目安にして学習を進めましょう。

 

 

ケアマネジャーの資格を取得すると、キャリアアップや昼勤中心などさまざまなメリットがあります。

ぜひ、ご自身の勉強法をアレンジして、ケアマネジャーを目指してみてはいかがでしょうか。