コラム

サービス提供責任者の仕事内容

サービス提供責任者とは、通称「サ責」といわれ、訪問看護サービスにおける「ケアマネ・ヘルパーとの連絡・調整」する

コーディネーター業務を行う人のことを言います。

ヘルパーさんと利用者さんの調整・利用者さんのアセスメント・「訪問看護計画書」の作成・ケアマネージャーとの連携など、

その仕事は多岐にわたり、高齢者・障がい者問わず訪問看護サービスの要になります。

 

指定訪問介護事業所では「利用者数が40人に対して1人以上サービス提供責任者の配置義務」もあり、

介護サービスを提供する上で、欠かすことができない重要な存在となっています。

 

<仕事内容>

1.利用者さんの申し込みや相談、調整

訪問看護サービスを利用したい方からの相談を受け、サービスを利用するために必要な手続き等の調整を行います。

 

2.利用者さん及び家族とのアセスメント(面談・面接)

訪問介護サービスの利用するにあたって、利用者さんの自宅を訪問し、本人およびそのご家族と面談します。

利用者さんはどのような問題を抱えているのか、家族はどういう要望があるのかなどをしっかりと聞き取ることで、

今後提供する介護サービスの決定材料となります。

 

3.サービス担当者会議への参加

依頼のあった訪問介護サービスの関係者(利用者・家族・ヘルパー・ケアマネなど)が出席し、

提供する介護サービスについて話し合う場を「サービス担当者会議」といいます。

サービス提供責任者もこれに出席し、ケアマネージャーの作成したケアプラン(介護支援計画書)を確認し、

必要なサービスの提案・話し合い等を行います。

 

4.訪問介護計画書の作成・立案

アセスメントで得た情報と、ケアマネージャーが作成したケアプランを基に「訪問介護計画書」を作成します。

ケアプランがサービスの全体的な方針・骨組みとするなら、訪問介護計画書はケアプランから訪問介護に

関する箇所を抜き出して、より具体的にケア内容を示したものです。訪問介護計画書に明記する例としては、

「利用者さんの課題や目標」、「ケアにおける具体的な支援内容」、「曜日ごとのケア内容や要する時間」などが挙げられます。

 

5.サービス提供手順書の作成

実際に利用者さんの自宅でサービスを提供するヘルパーのために、「サービスの項目」、「サービス提供の具体的な方法」、

「利用者さんや家族、その他に関する留意事項」などを詳しくまとめた「サービス提供手順書」を作成します。

 

6.ヘルパーへの指示・指導(マネジメント)

介護計画書に沿って、ヘルパーへ具体的な介護サービスの指示出しや技術指導、介護サービス進行、ヘルパー勤務のスケジュール調整、

業務進捗の管理などを行います。同時にヘルパーからの相談を受けたり、情報交換などコミュニケーションを取ることも大切な仕事です。

サービス提供責任者は、ヘルパーのリーダー的存在と言えます。

 

7.ヘルパー業務

介護サービスの計画を立てたり、事務作業だけでなく他のヘルパーに同行したり、急遽シフトに入ったり、

通常の訪問介護業務も並行して行います。

 

 

高齢化の進行に伴い、在宅介護を受ける人も急増することが予想されます。

そのため、今後さらに訪問介護事業所が新設されていくでしょう。

訪問介護事業所に必要不可欠な「サービス提供責任者」の需要は、今後もさらに高まるでしょう。