コラム

コミュニケーションにおける2つの罠

私たちはコミュニケーションにおいて2つの罠に陥っています。

これを克服することで、上司・同僚とのコミュニケーション、商談やプレゼンテーションがもっと円滑に進むはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1つ目の罠:第三者として話していること

 

例文を見ていきましょう。

 

運動促進キャンペーンのプレゼンテーションがあったとします。 

 

A :「運動をすることは、健康に良く、ダイエットにも効果的とされています。また、外で運動することにより、

  体内時計が正しくなるので規則正しい生活を送れます。なので、みなさんも運動しましょう。」

 

B:「僕は去年の健康診断の結果が良くなくて、毎日運動するよう心掛けました。すると、今年は結果が大幅に良くなって、

   体重も数キロ落ちたんです。それに、夜もぐっすり眠れるようになりました。なので、みなさんも運動しましょう。」

 

どっちの方が頭に入ってきますか?どっちの方が聞く気になりますか?

 

後者、Bの方が圧倒的に頭に入ってきますよね。

 

前者と後者何が違うのか。

 

前者は「一般的な」話、つまり一般論。

後者は「私」の話、つまりストーリーを話しているんです。

 

これって結構陥っている人が多いんです。

 

一般論って聞き手の「自分」と置き換えられないんですよね。

「へぇー」とか「ふーん」で終わってしまうことが多いんです。

 

ストーリーだと聞き手の「自分」と置き換えて話を聞いてしまうんです。

 

さっきの話だと聞き手が体重を気にしている人だったら、「数キロ痩せた」の部分を自分に置き換えて想像してしまうんです。

その瞬間に「他人」の話から「自分」の話にすり替わって話を聞いてしまうんです。

 

これで相手は話を聞いてくれるように、また、話が頭に入るようになります。

 

 

2つ目の罠:堅苦しい・難しい言葉を使ってしまう

 

これはどういうことか?

簡単に言うと「友達に話すときに使わない言葉を使ってしまう」

つまり、「ビジネス」っぽい言葉を使ってしまうということです。

 

なにがいけないの?と思う方もいらっしゃると思うので、わかりやすいように例文を見ていきましょう。

 

「顧客を見たとき、彼らの動機が何かを見極めて購買傾向を理解するのはとても重要なことです。」

 ↓↓↓

「なぜ私たちは店に来るのか、店で何を買っているのか知る必要があります。そして、その理由を聞かないといけない。」

 

少しわかっていただけましたでしょうか?

上の文は堅苦しすぎて途中で聞くのをやめてしまいそうですよね。

 

私たちは普段聞きなれない言葉はスッと頭に入ってこないもんなのですよね。

商談とかで得意げに難しい言葉をならべて、できた気になるのは自分だけで、相手は全然頭に入ってないとかよくある話なので気をつけてください!

 

そして、1つ目の罠と2つ目の罠を合わせるとこうなります。

「顧客との交流を容易にするために、現代の技術とインターネットを活用する必要があります。」

 ↓↓↓

「この前スターバックスの列に並んでいたら、ほとんどの人がアプリを使って支払いをしていたんですよ。

 もしかしたら私たちも、もっと買いやすいようにアプリでの支払いを考えてみるべきかもしれませんね。」

 

いかがでしょうか?

上の文は「ただの文章」って感じですが、下の文章だとスターバックスで並んでるところや、アプリで支払いしているところが浮かびませんでしたか?

 

このように話すと自分の話が相手の記憶に残りやすいですよ。

 

この話をすると、上司とか商談相手にこんな気軽に話せない!との言葉を頂きそうですが、 難しいようであれば、

最初の方は「ビジネス」っぽく話せばいいと思います。その代わり、終りの方は「人間」っぽく話してみてくださいね。

 

完璧にこうしないといけないといいことじゃなくて、できるだけ「堅苦しい」・「ビジネスっぽい」話し方は避けてください。

 そうすれば、相手は「私・あなた」の話だということを覚えていてくれます!

 

 

あなたは気づかないうちに2つの罠に陥ってはいないでしょ

うか。

コミュニケーションが上手い人ってなんとなく「そういう性格だから」のような気がしません?

コミュニケーション能力を鍛えよう!と思いたったら、ぜひ「知識・技能・考え方」を身につける努力をしてみてください♪

 

その努力を重ねることで、必ずあなたの人生が好転し、仕事や人付き合いがより一層楽しくなりますよ(^^)