コラム

ICU(集中治療室)看護師さんのお仕事とは?

重篤な疾患を抱えた患者さんが入院するICU(集中治療室)。

一般病棟とは異なる部分がICUには多くあります。

 

本日はICU看護師の具体的な仕事内容をご紹介いたします。

ICUの看護師として働きたいという人は、ぜひご覧ください。

 

 

〇患者の状態管理

ICU看護師の役割で重要なのは、患者の状態管理です。

バイタルサイン、心電図などのモニター、導尿バッグに排出された尿量等の情報をもとに注意深く観察、人工呼吸器や輸血ポンプ、その他の医療機器が正しく作動しているか気を配ります。

 

ADLが低い患者さんが多いため、清拭、手浴、足浴、髭剃り、爪切りなどをする機会は一般診療科より多いかもしれません。洗髪やマッサージでケアすることもあります。

 

 

〇患者状態のアセスメント

ICU看護師は、モニターから読み取れるデータを、解剖生理、疾患の成り立ちなどの知識と結び付けてアセスメントし、ほんのわずかな異変や異常を早期発見し、先手を打って対応します。

 

 

〇医療機器の正確な操作

心電図モニター、観血的動脈モニター、中心静脈圧(CVP)モニターといった医療機器についての知識は必須です。

シリンジポンプや輸血ポンプ、人工呼吸器などは特に使用頻度が高いです。

これらの医療機器は、ボタンひとつで、患者さんの命を左右してしまう可能性があるもので、細心の注意を払い操作しなければならないもので、院内外の勉強会で覚える方が多いようです。

 

 

〇サーカディアンリズムのケア

サーカディアンとは・・・ラテン語で「サーカ」=「おおよそ」、「ディアン」=1日」という意味。つまりサーカディアンリズムとは「おおよそ1日のリズム」ということです。

 

寝たきりの患者さんに対して、夜の時間帯に眠れるように、適切な時間に投薬や清拭を済ませ、朝はモーニングケアや経管栄養を行っている患者さんは口腔ケアなどを行い、昼夜のリズムを整えるよう心がけます。

 

サーカディアンリズムが崩れると、繊毛や夜間不穏につながりやすいので、ICU看護師の欠かせない役割です。

 

 

 

ICUの看護師は、重篤な疾患を持った患者さんの社会復帰の第一歩に向けて最善を尽くす大きな役割があります。

 

知識は看護師の中でも一番に求められる現場。

 

プレッシャーや責任が伴いますが、その分回復する患者さんをそばで感じることがやりがいにつながります。

 

ICUの看護師としてキャリアアップを目指す場合、資格の勉強など新たなチャレンジをしてみてはいかがでしょうか♪